えんとつ町のプペル 光る絵本展 in ながさき

「映画えんとつ街のプペル」はキングコングの西野亮廣さんが7年前に構想を考え、ミュージカル、絵本と続き、2020年12月に映画として公開される物語です。

えんとつ町の世界は、煙だらけで上を見上げても何もない世界です。主人公たちは「煙の向こうには星があるかもしれない」と希望を抱き、行動しますが、「星などあるわけがない」と町の人々から攻撃されてしまいます。 そこはまるで、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれてしまう僕らが住む「現代社会」のような世界です。

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映画「えんとつ町のプペル」
公式サイトより

POUPELLE BUS

プペルバスは病気や何らかの理由で個展に足を運べない子ども達の元へ「えんとつ町のプペル光る絵本展」を届けるために作られた「移動式個展会場」です。

 

マイクロバスを改造し、車内に光る原画(背部からLEDライトを当てたもの)を載せています♪パネルはとり外して、病室の子ども達に持っていくことも、室内に飾ることも可能です。

プペルバスを長崎の子ども達に届けたいと思ったわけ

今コロナ禍の影響で、子供達は、当たり前に経験できるはずの遊びもできずに、自由に遊べず、子供時代の大切な思い出を作る機会がうばわれてしまっています。

わたし達大人もコロナ禍の影響で、当たり前の生活を奪われ、ストレスを抱えて日々を送っています。

こんな時だからこそ、「夢」や「希望」をもつ事が、必要ではないでしょうか。

わたし達大人は、辛い状況の中でも、これまでの経験や、いろいろな物語を通して、前向きに頑張った先に、明るい未来が待っているという事を知っているから、日々の生活を頑張ったり、辛い状況を前向きに捉える事もできます。

でも、子ども達の中には、これまで困難を乗り越えてきた経験が充分になかったり、物語で知った「夢」や「希望」を知らない子供達もいっぱい居ます。

そんな中でも、光る絵本をのせたプペルバスは、今も全国をまわって、全国各地の子供達に「夢」や「希望」を持ってもらうきっかけを作っています。

各地で開催されている、光る絵本展では、子供達がこのイベントでしか体験できない「光る絵本」をくいいるように見つめて、様々な感情を映した瞳を大人に見せてくれています。

「他の地域と同じ様に、長崎の子供達にも、このキラキラと光る絵を見せたい。子供達のじっと見つめるまなざしや、ワクワクした笑顔を大人たちにも届けたい。」そう思っています。

こんな状況の中だからこそ、子供達に「夢」や「希望」があると、ちゃんと伝える事が大人の責任じゃないでしょうか。

この取組が、子供達の顔をあげる、笑顔を作るきっかけになればと思っています。